出町柳 to 高島 (比叡山系と比良山系をつなぐ)
京都から比良をつなぐルートでそこそこマニアに有名なのは通称「福田ルート」
この福田ルートは鞍馬から出発し、薬王峠から北上し天ヶ岳をとおり、百井に降りる
ロードを通り(自販機あり)ナッチョにとりかかる
なっちょから北に急降下後、皆子山に向かう。そして降りて平から権現にはいり比良山系にはいることができる。
まとめるとこんな感じ
このコースもすごく魅力的なんだけど
1. 鞍馬まで行くのが面倒、出町柳からいきたい
2. 32.4km 累積2511m ちょっと物足りない
3. 比叡山系とつながっていない
というわけで、京都の出町柳から比良縦走して高島までいっちゃおうという企画を温めていました。暑くなる前に決行したいとのことで、行ってまいりました。
本日募集したのは屈強なメンバーのみ
山本山 (OSJ新城ダブル総合6位)
ぱいせん (比叡山50マイル3位、熊野古道2連覇、千羽優勝など)
のぐっちゃん (山男であるが潜在能力は半端なく、練習をしたら日本のトップになれるかもしれない実力)
RYOさんは心の病でDNS
TAKAさんは地元のレースで
そして上山くんは予定がありとのこと
今回は相当厳しいミッションであったため、自分より明らかに速い人ばかりをあつめておこなった。
予定ルートを紹介しておこう
まず出町柳からバプテスト病院までロード。そこから京都一周トレイルに入り、スキー場跡地、横高、水井を超えて仰木峠に到着。通常はボーイスカウト道などで大原に降りるのが最速だが、あまり趣がないとのことで、梶山(大尾山)まで北上し、そこから大原におりるコースとした。
その後大原のコンビニで休憩後、江文峠の手前から金毘羅山に頭頂、つづいて翠黛山。
そして
しゃくなげ尾根を通り一度車道に477に出たのち、なっちょ登山口から登り返し。
ナッチョから東に尾根伝いに進み、途中で福田ルートのように北に降りず東のはしの花折峠まで達する。花折峠からは権現山への登り返しがあり、
その後は比良を高島まで縦走するというコースです。
2つのコースをまとめるとこんな感じ。「なっちょ」で出会い、「ナッチョ」でお別れ、そして平でもいちどランデブーみたいな感じです。左が福田ルート。
今回の補給ポイントは
1. 比叡山ケーブル駅
2. 大原コンビニ(20km)
3. びわ湖バレー (40km)
どうしてもの場合に平の水道をかんがえておりました。
2-3がかなり距離とアップダウンがありそうです
そして7時にスタート。ユルユルで行きます
km5'40とか
バプテストから比叡山山頂まではおしゃべりしながらそれなりに頑張ってあっというまに到着。まだまだ元気
今回のルートはできれば通ったことのない所という設定で、仰木峠で通常のボーイスカウト道でおりずに比叡山系を北上して梶山まで(比叡山インターナショナルのレースと同じコースです)。そして梶山から大原へ。
この下りやばかったです。まずTAKEさん滑ってコケる。バカにしたBUNさん転倒。それをみて大笑いしていたパイセン転倒。もらい事故でのぐっちゃんも転倒
はい転倒だらけ。さらにその後の下りは川を左右に渡りながらの激しいトレイル。
降りてきたら修学旅行生の団体が美人先生に引率されていました(超美人だったというTAKEさんの情報より)。大原のコンビニに到着して、補給。
みんな余裕
今からこの金毘羅山と翠黛山に向かう
江文峠の手前から入りましたが、なかなかの急登。結構つづく、そして金毘羅山からの下り、かなりシングルトラックの難しい下り(激下り)コケるほどではなし。翠黛山からシャクナゲ尾根にかけては今回のトレイルで一番走れるコース
シャクナゲ尾根の途中に鉄塔が
太陽が眩しくてうまくとれませんでした
シャクナゲ尾根を抜けるとすぐに「なっちょ登り口」
なっちょでTAKEさん先頭を引っ張るも潰れてくる。山頂で先頭を変わる。久しぶりにTAKEさんの泣き言をきけて嬉しい。
なっちょの下りでパイセン転倒
のぐっちゃんもパンツに穴が。。。
金毘羅からなっちょまでのあまりにものきつさに水切れ。やむおえず平らにおり、野菜販売所でお水をいただく。塩きゅうりを買ってむさぼりくった。
さあ、権現だ。。。いよいよ比良山系
権現の登りも急登。僕が先頭で歩く。このメンバーでは一番遅いから自分のペースで。あらき峠に到着して少し休憩。もう一息。
ここからの登りも相当な急登。ここでのぐっちゃん遅れだす(飲み過ぎだな。。。)
しばらくしてパイセンついてこれなくなる(遊び過ぎだな)TAKEさんと権現山にゴール。あとで聞くとパイセンは荷物にでっかいバックルの入ったベルトとジーパンを入れていた(あほ)。昨日30km+インターバルした(まあ速い人は仕方なし)
のぐっちゃんも前の日にがっつり走ったらしい。気持ちはわかる。僕もどこかに呼ばれるとき、メンバー見てゆっくりそうなら前の日に追い込むしね。
まあでもこの強いメンバーを置いてきぼりにできたことはなんとなくうれしいものでした。
結局これだけのメンバーを揃えても、権現に到着が15時8分。どうあがいても蓬莱山までがリミットとということになり、悲しくも蓬莱山から志賀駅まで降りてきました
ただ比良の縦走路の景色はやばかった
志賀駅から電車で京都駅
京都タワービル地下の風呂でさっぱりし
やはり王将で乾杯!
結局距離51km 累積3600mというコースでしたが、テクニカルな部分が多く、全然進みませんでした。もう少しルートを変更するか、朝4:30出発にしないと無理そうです。
またいつかリベンジしたいなあ!