遙かなるUTMB

トレランにはまってUTMBまで行ってしまった外科医の日々のトレーニングや備忘録

OSJ新城トレイル 32km/64km 2018 その1

結果 総合3位 だけどタイムは遅く10:02くらい

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昨年はモリトピアで宿泊したけど、大広間に雑魚寝。20人くらいでいびきもうるさくあまり眠れず。今年は、豊川インターに宿泊した。

高速で35分ほどで会場に行ける。快適でした(笑)

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朝は4:45起床 大浴場に入って、5時から焼き鯖寿司(なんか久しぶり)

5:40にホテルを出発して6:15頃に会場入り。結構車はいっぱいだった。遅かったら大変だったかもしれない。

6:30にクラスタデキストリン100gを水で溶いて摂取。ついでにカフェイン200mg

バッグ OXCITIS

水 500ml

必携品

シューズ INOV8 X-talon225

今回の食事は自作の大麦クッキーだけ およそ1000kcal  UTMFの予行演習としてジェルはなし。

今年は望月さんが新城5周挑戦、福井さん怪我明け、TAKEさん故障と3人もいないからさすがに総合入賞せんとあかんやろうって思っていたけど、メンバー見るとそれなりに速い人がいっぱい出てる(あとでレース中に皆さん登場)

 

1周目

7時にスタート。昨年優勝の阪田さんが飛び出す。100mくらい追いかけてみたけどやっぱりやめた。そのあとは急に脚が重くなってどんどん抜かれる。続いて阪田さんを追いかけるのは大阪の吉田さん。2年前に新城11kmで知り合った、今年は2回一緒に練習に呼んでもらった。ロングは知らないけどショートではかなり速い。

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女子で唯一出場の上宮さんと同じくらいのペース。40番前後。林道を2,3km走ってトレイルに入るけどいきなり渋滞。さすがに抑えすぎかと思うけどまあゆっくり行く。今日は1周目は何が何でも脈拍を140を絶対に越えないと決めている。くだりもゆっくり行く。まあ上宮さんにも先行されてしまった。。

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青矢印が亀石の滝エイド。この前にも給水エイドが一箇所あったけどそこはパス

どれくらいで来てるかなあって楽しみに時計見たらなんと1'42'55 すでに去年より3分近く遅い。亀石からトレイルを上がっていくとなんとTAKEさんとYoshikiくんが応援してくれていた。Yoshikiカメラマンの素晴らしい写真!

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あんまり遅いから心配かけたかなってアホなこと思う。心拍だけは厳密に守る。

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ここから一旦急登があってそこを越えると急降下、そしてアップダウンを繰り返し、棚山高原に向けての急登が始まる。平均するとたいしたことはないが、登ってはちょっと降りての繰り返しで、急なところは直登でだいぶきつい。ほんのすこしずつは抜けるけど、知ってる名前はあまりいない。第2エイドは矢印のところ。なんとなくちょっと頑張った気がしてタイムを見ると前のエイドから1'26 すでに昨年より10分遅れ。不安がよぎる。3日前にジムで筋トレ(四頭筋)しすぎて筋肉痛が残ってるからなのか。。。あまり練習してないからなのか。。。このまま平凡な順位で終わってしまう。。。心配が滝のように襲ってきて鬱状態だ。

エイドで水をもらいここから唯一走れる区間。脈拍は守っているけど、ちょっとペースをあげて走っていると、見たことある後ろ姿、丹羽さん (昨年ONTAKE100mile5位)だ。くだりはゆっくりだけど登りは速い。しばらく行ったりきたりしながら進んでいった。棚山高原のだらだら走れるコースを越えるといよいよ宇連山への最後の登りがある。やっぱりかなり急登。この辺りで前方に会田さんが見えてきた。彼は昨年の蒜山高原で優勝、2年前の32kmでも負けている。追いついてしばらく一緒に行くけどくだりが速い。最後のエイド(下図矢印)を越えていよいよ西尾根のくだりだ。

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西尾根のくだりは、毎回思うけど本当に硬くて急な斜面が続く。そして何回も登り返しがある。ゆっくり行こうと思ってたのに、会田さんが飛ばすからなんとなく速く行ってしまった。ついていくのがしんどくなったので、最後は追いかけるのをやめてしまった。いよいよ放送が聞こえてきて、もうすぐ50分になるからもうそろそろ戻ってこないとやばいですよって去年と同じことが聞こえてくる。朝スタートした道を戻ると、ちょうど出発する4人の集団にであう。Yoshikiくん、TAKEさん、森岡さんが出迎えてくれた。多分16,7位くらい。ちょうど田辺さんにも追いついた。田辺さんは今年の奄美のショートで優勝している。タイムは意外にも4'45ほどで去年より5分遅れまで挽回していた。去年よりは疲れていない。TAKEさんが「前は団子で全然離れてないですよ」「先頭も25分しか離れてないです」って教えてくれる。阪田さんも苦戦だなって思いながら(自分はもっと苦戦だけど)、前の日に凍らせておいたポカリ500mlを入れたフラスクを持って、残りの大麦クッキーの袋を持って、わずか30秒で2周目に向かった。「え、もう行くの?」という滝川さんの声がここちよく響く。

OSJ新城32km/64km 2018 その2 - 遙かなるUTMB