遙かなるUTMB

トレランにはまってUTMBまで行ってしまった外科医の日々のトレーニングや備忘録

OSJ氷ノ山山系トレイルレース 2018 その3

OSJ氷ノ山山系トレイルレース 2018 その1 - 遙かなるUTMB

OSJ氷ノ山山系トレイルレース 2018 その2 - 遙かなるUTMB

とうとう6kmもの登りをのぼりきると「とちのき村」のCP3に到着だ。到着したときには田辺さんはすでに出発していた。水をもらって出発する。ちょっといくとトレイルにはいる。トレイルの登りであるいている田辺さんに追いつく。「やっと追いつきました」って話して、一緒に前を追いましょうと誘うが、ちょっとついていけないといわれ、先に行くことになった。勢いで先に行ったけど、徐々に急登になって走れなくなると、田辺さんとの距離は離れなくなってくる。

いよいよ山頂近くで視界がひらけ、小高い丘がみえる。登らなくても横を迂回できそうだけどコースは丘の上をとおるコースだ。丘を登る前2人が見える。少なくとも3分差くらいまでは追いついている。振り返られて見つかった。前は生田さんだ。必死で逃げているのが見える。ポールを出せばよかったけど、出すのが面倒なくらい疲れているのもあって、出さずに必死で追いかける。追いかけても追いかけてもその差は縮まらない。小高い丘を超えて少し下ると、急な階段の登りが鉢伏山の山頂まで続く。ここは朝、下ったところだけど、ここを登るとは思っていなかった。たしか2013年のときは、最後はあまりトレイルを通った記憶はなかった。思いがけず、急なトレイルで脚が動かなかった。一歩一歩必死で登るけど、田辺さんとの距離も広がらない。やっとのことで山頂につくと、今度はゲレンデの急降下だ。一瞬で両方の下腿がつって全然走れない。ウッドチップみたいなのがひいてあるので、なんとか脚を棒のようにしてくだる。ある程度おりて後ろを振り返るとたなべさんも下りは苦労しているように見えた。そのまま脚は回復しないままどんどん案内に従っておりていったところで案内板が消えた。途方に暮れて田辺さんを待つ。田辺さんとどちらに行くか相談するもどうもわからない。方向的には下をむいて左手がゴールのはずだ。はるか下に標識らしきものがみえる。左じゃないですか?っていうことで左手にすすむも標識はなし。もう降りましょうということで、スキーのリフトの高架下を降りていくが、またこれが40-50度の斜面。お尻で滑りながらなんとか降りる。そんなことを繰り返して降りていくうちにすっかり遅くなってしまい、コースに復帰したときには完全に遠足モードの二人。無事に帰ってきたし、2人共総合にはりれなかったし、一緒に行きましょうとちんたらしていたら、なんと9時間までオーバーしてしまった。ゴールはふたり一緒にゴール。6,7位(7位が私)

年代別2位で、だれが1位なんやろうって聞いたら田辺さんだった(笑)

 

結果 9時間8分36秒 7位

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タケさんにそそのかされて順位にこだわってみたけど、区間順位は8-8-5-10とイマイチな展開。自分のレース運びではなかった。

 

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心拍の推移。全体的にまずまず最後までがんばれた感じである。

今回の最大の反省点は補給をじゃがいもころころにしたところかもしれない。これからは、はちみつにしょう。

長文を読んでいただきありがとうございました

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3位の大杉さん

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年代別表彰岩本さんと

 

優勝は原さん 1時間差 (8時間と9時間)

計算するとほぼフルマラソンのタイムの比率と同じ(約2:30と2:50)

まあそんなもんなんだなあ。やっぱり脚が早くならないとだめみたい

2位は岡山の松原さん。若手のホープ、いきなり大杉さんと競うとは。。。

4-8位くらいまではだんご。やはりこのなかで抜け出ないと総合には乗れない。