遙かなるUTMB

UTMB2017完走に向けて日々のトレーニングや備忘録

トレイルの登り 走る?歩く?

急なトレイルはまあ歩くけど、おんたけみたいな登りはできるだけ走りたい。。。なんて思っていても、長いレースで勝つためにはできるだけ効率よく(消費カロリーを減らして)走りたいですよね。でもどれくらいの斜度から歩いたほうが良いかはなかなかわかないですよね。短いレースだったら無理して走っちゃうけど、長いレースなら無理すべきか歩くべきか。。。

という疑問に答えてくれる研究を紹介しましょう。

www.ncbi.nlm.nih.gov

この論文はタダで読めるのでじっくり読んでみたい方はどうぞ

 

参加者はアメリカのコロラドで集めた15人のトレイルランナー(競技者ということです)

彼らに、さまざまな角度(9.4, 15.8 20.4 24.8 30.0 35.0˚)のトレッドミルを走ってもらって、エネルギー代謝を測りました。速度は、垂直上昇が1260m/hになるように調節されています。

これはVertical Kilometerの世界記録がおよそ1800m/hの垂直速度であることから比較的遅いペースとして設定されていますが、いや、、、、なかなかの速度です。

(ちなみに一般のトレッドミルの最大傾斜15%はおよそ8.5˚です)

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こんなトレッドミルで実験です(ほしい)

 

結果です

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9.4˚だと走るほうがエネルギー高率が良いようです。約17%の傾斜です。

それ以降は明らかに歩くほうがエネルギーが少ない結果となっています

トレッドミルで15%の傾斜に慣れておき、それよりも傾斜が強い場合には積極的に歩くほうがエネルギー消費は抑えられることとなりました。ただし、使用する筋肉などは違いますので、歩行とランをうまくとりまぜる方が速くなる可能性もあります。

ジムのトレッドミルの最大傾斜が30%とかになったらなあ