山科一周(山一)からの勝手にUTMC
ONTAKE100完走したCHIKAさんや蓮田さんらと昨年挑戦した勝手にUTMC
Ultra Trail Mount CHOP
京都にはMount CHOPという歴史ある草大会があります
コースは毎年変わりますが、どこ通るねっていうようなマイナールートが目白押し。
それをつなげたUltra trailを勝手に作成して走ってしまおうという企画を昨年の夏に行いました。
累積はおよそ4000m 距離95kmほど
醍醐スタート 音羽山から大文字、比叡山延暦寺から坂本、そして比叡山を登り返し大原に、金毘羅さんからシャクナゲ尾根、ナッチョから百井、花背峠までいき、飯盛山まで足を運び帰ってくるという超ドMコース
昼の2時過ぎに出発した昨年は約42kmの大原で全員力尽き完走できなかったこの企画。今年も挑戦してきました
今年はさらにパワーアップ。昨年のコースとは別に、出町柳から醍醐まで走るロングコース120kmを新設。
醍醐スタート組と出町スタート組が同時に7時に出発し、出町組が大原までに追いつけるかというレースもかねています
ちなみに大原まで 少なめコースで42km 多い目コースで67kmです。
多い目コースは左から室谷くん、餃子さん、Yukiさん、ぎらぎらぎんさん、おんたけ100完走した薄井くん、そして私。
ぎんさんはSTRAVAでしりあい、今回初対面。あったこともないのに来ていただきありがとうございました。
写真は、大文字を超え、将軍塚、まだまだ元気
一方少なめコース組はこんな感じ
左から田代さん、ちかさん、上にいって平山さん、山脇さん、右にいき中井さん、そいて池田さん
長め組は、京都一周トレイルを逆走し、清水山に。このあたりでYukiさんがアップアップ、そして室谷くんいきなり捻挫。早々に二人離脱。
4人となり、稲荷山に到着。暑い、暑すぎる。わかっちゃいるけど。
稲荷山をこえ、名神を超えて、大岩山に
水場をみつけては水浴び、こんなんで追いつけるのか?
そして4時間20分もかかり醍醐駅に到着。
4時間20分差って!!!!
追いかけなくてはならないのに、醍醐寺からののぼり、もう走ることはできません。しばらくすると、少なめ組は大文字に到着との報告が、結構速い。
音羽山を超えて、びわ湖を眺め、やっとのことで大文字に
途中ぎんさんがはちに刺されるアクシデントも
大文字にて、3時間30分ほどの遅れ、1時間しかつめられず
大文字の手前から薄井くん左膝の痛みが出現
そして大文字から降りた時、薄井くん離脱、さらにぎんさん、いきなり離脱宣言。
とうとう餃子さんと2人に。
ここからは比叡山。比叡アルプスからロテルド比叡。二人ともだいぶ疲れぎみ。
疲れすぎて最後の写真
この時点で2.5時間差、少しずつつめていきます。
ここから無動寺にいき、坂本にむけておりるも、紀貫之のお墓まで登り返し、そしてそこから日吉大社への急登を下る。
すごい下りの斜面を飛ばしていると、右足を出した時になにかにひっかかって前にでない、「やばい、岩だらけの斜面が目に入る、頭をうてば死ぬかも、、、」とっさに横回転、あたまに衝撃が来ないことだけをいのりながら3回転、なんとか止まりました。奇跡的にほとんど怪我はなし。しかし、相当な転倒に精神的ショックが大きく、全然走れなくなりました。
なんとか日吉大社に到着したとき、少し組は延暦寺横川に到着しているとの情報が、これは追いつかない。。。
補給をして、しばらくロードを北に。このあたりは道がよくわからない。
横川へののぼり、暗くなりライトを装着。しばしば道に迷う。GPSたよりになんとか横川到着。このあたりで餃子さん、膝痛でほとんど走れなくなる。
餃子さん、大原で離脱宣言、私も14時間暑い中を走り続け、あと12時間も山のなかをさまよう自信がなくなり、離脱かどうするか心の葛藤がつづきます。
横川から仰木峠まで谷超え、いやらしいほど段差の大きな階段。
ひたすら歩き、相当遅れて大原到着、結局遅い組から1.5-2時間あまり遅く到着しました。もはやこれ以上つづける精神力と体力は残っておらず、長い組は2人とも離脱宣言。
今年の挑戦は途中離脱で終わりました。
少なめ組もこのあとモチベーションがさがり、随分ショートカットして終了したとのこと。私は夜に家のベッドで寝れることをひたする幸せに思いながらゆっくり熟睡し、朝に少なめ組と王将で合流したのでした。
次回はコースを逆向けに、そして時間帯を考えてリベンジ予定です。
出町から大原 67km 累積4080m