遙かなるUTMB

トレランにはまってUTMBまで行ってしまった外科医の日々のトレーニングや備忘録

福知山マラソン2017

久しぶりのロードレース。なんで福知山に出たかというと、職場の上司が数年前からランニングをはじめて、何回かハーフマラソンまでは出てるけど、フルは走ってない。元気なうちにフルを走ってもらいたいとそそのかしてみたんですよ。で、申込んだけど、その上司は家庭の都合もあって結局申し込まなかったわけで、1人で福知山。

福知山マラソンは結構思い出深い大会で、2回めのフルマラソンに挑戦した大会でもある。その時の職場の先輩に誘われてランニングをはじめて1.5年。いくらやっても勝てない(まあ月100kmくらいだったけど)。はじめてのフルマラソンは篠山で3時間28分だったけど、先輩は3時間15分。どんな大会にでてもちょっと負けるし、走ることもまだ好きじゃなかったから、一度まじめに練習してだめだったら走るのやめようと思って臨んだレースだ。それまでせいぜい1度に10kmくらいしか走ってなかったのを毎週末に30km走ることを5,6回して臨んだらいきなり3時間10分くらいになってめでたく先輩に勝った会心のレースだった。余勢をかって、次の篠山でサブ3、まあその後は鳴かず飛ばずだけど。

 

そして大会前日

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何気なく写真眺めてたら、前列左から4人目、走るパン屋さんじゃないか。

ともかく受付が7時から9時。大渋滞するから早く来いって書いてある。

京都市内から1時間くらいかと思ってたら、約2時間かかるのね。。仕方なく、急遽5:30に起きて6時に家を出た。あまりやる気も起きずに、おにぎり1個だけ食べた。

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今回、実は伊賀のトレイル伊賀遠征 - 遙かなるUTMBに行った筋肉痛が全然取れてなかったんだわ。最初から中3日だから、福知山は良い練習にしようと思ってたけど、不甲斐ない結果だとやっぱり悔しい。まあ結局不甲斐ない結果だったわけだ。

会場の近くの由良川の河川敷が駐車場で、そこから10分ほど歩くと会場につく。まったく渋滞はせずに、すんなり受付もすまし、朝飯もろくに食べてないから、ジェルでも買おうって思ってたら、次から次へと知り合いにあって、ジェル買うのを忘れてしまった。

で、誰にあったかって?まあそんなん興味ないか。。

1. 上山たっちゃん。伸び盛りの20代 2時間35分で総合6位、、えげつなあ

2. カバちゃん。職場の知り合い。わたしと同じでなんとか3時間くらいにしがみつくUTMBランナー。当日もUTMBシャツで参戦

3. 近藤さん フル2:40くらいの実力はトレイルランナー(inov8)。当日は応援

4. パン屋さん 奥さんの応援。本人は福岡にむけて調整中???

などなど

5. ズーミン 世界のverteical女王

で、スタート整列そうそうに、お腹がすいてきたことに気づいてジェル買うのを忘れてたけど後の祭り。まあさすがにサブ3くらいは余裕やろうと真剣に思ってた。

日も出てきて結構温かいけど、手袋を装着。さあスタートだ。

 

スタートして1kmは下り基調。飛ばさないように気をつけ、脈拍も130くらい。4分ちょっとで通過する。その後も脈拍145くらいまでで行くことにする(いつもは148-150)。4分20くらいで前半行って、後半あげる作戦にしたのだけど、思ったほど脈拍が下がらない。予定ではこれくらい遅かったら脈拍140くらいと違うかなあって思ってたけど、思ってたほど脚は速くなかったわけだ。でもまあいつもより抑えて前半をたんたんと走る。1つめのおりかえしでカバちゃんが先に行っているのに出会う。調子よさそうだ。

その後はずっと一本道を進むけどすこし向かい風な気がする。おもったよりスピードは遅いままハーフ1時間32分くらいで到着。ハーフと同時にかばちゃんにおいついた。とにかくハーフから30kmまでは4'15に戻して30-40は4'00くらいで行くつもりだったから、まずは4'15にしたけど、意外に心拍数が上がってしまう。153とか4とか。。さらにちょっと頑張ってる感じになってしまう。折り返して追い風になると思ったけどやっぱり向かい風、30kmくらいまで頑張って、さあさらにあげようとした矢先に、どんどん暗くなって、みぞれのような冷たい雨が前から吹き付けてきた。激しい嵐であっという間に失速。スピードは4'30-40くらいまで落ちる。めちゃくちゃ寒い。4'00で行こうというときにひどいもんだが、この嵐が2,3km続き、メンタルとフィジカル両方に大きなダメージが。。。

嵐を抜けて、35kmあたりから4'10あたりにもどすけれども40kmの通過タイムが2時間54分だった。このあたりで5kmくらい抜きつ抜かれつ並走していたランナーがいた。何回も抜きつ抜かれつだったけど、ふと向こうから「頑張りましょう」って言われた。ああ、このひともうだめなんやな、って思ったら、すぐにどんどん落ちていった。これは僕も経験があって、まあロードで頑張りましょ!なんて言う時は自分が相当やばいときなんだよね。あとサブ3まで2.195kmで6分。パトリックマカウでもここからサブ3は厳しいなあと思う。だって最後に坂があるし。

坂はトレイルランナーやしごぼう抜きやとか思うけど、他の選手と変わらんスピードで登っていく。流石に抜かれはしなかった。結局3時間5分くらいでゴール。練習とか思ってたのに、不甲斐ないレースはやはり辛い。写真は近藤さんから

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レース後はかばちゃんやその他の知り合いと、福知山の養老の湯。そして京都に帰って焼肉。美味しゅうございました。

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次のレースは別府大分

昨年に今回50分切れなかったらもう切れないと望んで切れなかったレース。

ことしも同じ気持ちで望みたいけど。。。